2010年2月27日土曜日

27日「死ガメ」

死んでしまって海に浮かんでいるカメを見つけた。
ラグーンの中である。
このカメはタイマイ、ダイビングでよく見る種で、
ムリムリのバカガメと同じ。
ショッキングだが、写真を載せる。
甲羅が割れているのがみえるだろうか。
ボートのプロペラに当たって死んだのは間違いない。
私もボートを運転しているときに、突然息継ぎに現れたカメを
引いてしまいそうになることがある。
スピードボートというのは、いろんなところで生き物を傷つけている。
自然界を生き抜くだけでも大変なのに、近頃は人間によって
傷つけられ命を落とす生き物が多すぎる。

ウミガメの甲羅は、リクガメと違ってプロテクションの役割をほとんど果たさない。
リクガメみたいに、頭と手足を中に引っ込めることもできないし、
サメにがぶりとやられたら、あっけなく貫いてしまうようなやわらかいもので、
ちょっと分厚い皮膚ぐらいなものだと思うといい。
ちょっとめくれただけで、下の肉が見えてしまう。

かわいそうに・・・。
次に生まれてきたときには、世界はどんなだろうか。

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