2009年6月30日火曜日

30日「ヘイバ3」


今日もヘイバのダンスの日である。
今日はアナウ村の出場。ちなみに初日はアマナフネ村、二日目はケビングループであった。
ちなみにヘイバのダンスはすべてコンペティションである。
一回目はエキシビション、2回目はコンペティションとなっている。
競い合う内容は、ダンスの良し悪しだけでなく、衣装デザイン、踊っている最中に衣装が落ちないこと、などなど、いろいろと項目があってその総合得点で決まるらしい。
 本日のアナウは毎年衣装がかわいいことで有名。今年も兵隊さんのようなコスチュームだった。

 会場の周りには露店がたくさんでている。
食べ物やにはサンドイッチやポップコーン、綿菓子などが売られているし、ゲームセンターみたいな場所では男の子たちがプールやサッカーゲームに興じていたり、ルーレット会場では目当ての商品目指して、頑張る人勝ちがいる。
 ここでは綿菓子は「バーバパパ」と呼ばれている。今日も食べ損ねてしまった。残念。

2009年6月29日月曜日

29日風がつよい

一昨日からの吹きはじめた風は日に日に勢力を増し、特に日が暮れると、台風のような様相を呈する。
いわゆるマラムーといわれる南風はこれから3ヶ月ほど吹き続けるが、ここ3日の風はかなり強い。
どのくらい強いかというと、仕事帰り、自転車で走っているときに横から吹いてくる風で、自転車がす~っと流され、道から転げ落ちそうになる。
一度海のすぐそばの道を走っていたとき、突風が来て、道の右端から左端まで流されて、もう少しでマングローブに落ちそうになったこともある。
何もさえぎられるものなく、南極から吹き付けてくる冷たい風はかくも強いのである。

2009年6月26日金曜日

26日「ヘイバがはじまった」

今朝ボラに10年いらした日本人のお友達まゆみさんが日本に帰ってしまうので、お見送りに行った。
運悪く今日からタヒチの最大のお祭りヘイバが始まる日にあたり、村は広場も船着場も車だらけで泊めるところがない。それでみんな空港まで見送りに行くことができず、ものすごくあわただしいお別れになってしまった。
 涙の別れを後は、気持ちを切り替え、すしムスビをほおばりつつ、カラオケ集会を予定通り遂行し、夜そのままヘイバを見に行った。
 今日はボラの村の一つ、アマナフネのチームのダンス。今年は唯一の日本人出場者がいるグループだ。ヘイバのときだけ会場のわきに出るレストランはデコレーションが素敵で、なかなかおいしい。その一つで腹を膨らまし、会場のほうへ。
 実は7時半ごろからはじまっているが、前半は歌。これは退屈なので、いつも見ないで、食事にあてている。8時半頃からダンスになるが、前説がたいてい1時間弱行われる。このあいだに眠くなってくる。
 9時過ぎにやーっとダンススタート。途切れることのない振り付けで、何よりこのグループは男性が多かったので見ごたえあり。
 カメラはあいにくバッテリー切れにて本日は写真なし。

2009年6月24日水曜日

カメの日


天気、晴れ。風あり。
今日はムリムリに行く。
波はあるも、穏やかなほうである。
そこでカメに囲まれた。
最近人懐こすぎるカメがいる。
昔のナポレオンのモモちゃんのように、向こうからダイバーによって来る。
しかしモモちゃんよりももっと食べ物をねだる気分が強いから、とにかく口を出してくる。
目の前10cmぐらいまで寄って来る。
あまりよるものだから、ときどき手ひれで頭をはたかれる。
うっかり手を出すと、噛まれる。
しかし、かわいいのである。
その子にみんなが夢中になっていると、もう一匹私たちの間を横切っていった。
そして少しはなれたところに、この騒ぎに我関せず、といった気配のカメが静かに食事をしていた。

2009年6月23日火曜日

タヒチアンチーム


今日もあたたかで、穏やかな日であった。
この季節に水着一枚で日陰にいられるとは、なんてことでしょう。
天気はいいが、外洋はうねり、ラグーンは強い流れが巻いている。
マンタは今日はいなかった。

今日は新しいタヒチアンのパイロットがやってきて、一日お仕事体験をしていった。
といっても、4年前までボラダイビングセンターで働いていたらしいから、勝手知ったるである。
この彼はタヒチアンショーもやるし、最近までエイの餌付けツアーでラグーン動き回っていたから、ボートの運転はプロである。
うちのタヒチアンスタッフ、ニコも同じグループでショーをかつてやっていたし、ボートはプロである。
そして二人ともとても人当たりがよく、にぎやかで、お客様にも親切。仕事も速い。
タヒチのダイブショップにもっとタヒチアンのスタッフが増えればいいのにと思う。
ボートだけじゃなく、ガイドにもっと地の人がいたほうが絶対にいいのだ。
いままでの私の経験でも、ベストのガイドはよそから来たのではなく、地の人だった。
その土地とつながっている人は、きっと海の中でもいいものを見せてくれそうな気がする。
タヒチに来て、みんなフランス人のスタッフって、なんか変だと思う。

2009年6月22日月曜日

さらにぬくい日々

ぬくい日が長く続いている。
6月も中旬だというのに、まだ上着を着ないで船に出られるというのは、この2年では考えられない。
前のぬくい日々を書いたときは、夕方にはぐっと冷え込んだ。
ところがここ一週間は夜も寒くない。
天気もすこぶるよい。
青空が広がり、風はそよ風程度。最高やね。
今日は日本人デイであった。
ハピティとタプーへ行った。
天気はよいが、外洋は少しうねっている。海の中では右に左に前に後ろにとゆらゆらとさせられて、寝てしまいそうになる。慣れないと吐きそうになる。
今日の目玉はイルカ。ハピティの手前で行きに一頭、帰りに巨大なのが数頭。小型のクジラぐらいの大きさがあって、びっくりした。
今日はお客様もいい人たちだったし、ああ、ええ日やった。

2009年6月21日日曜日

インターネット

やっとインターネットが通じた!
電話と同時に申し込んで約3週間待った。
ポリネシアにしては早いほうか!?
これからは家でメールがチェックできるでよ~

トゥピティピティ 2009年6月18日



今日はじめてトゥピティピティへ行った。2年半以上ボラで働いていて初めてである。
ここはボラの外洋の南のほうにあるポイントで、そのへんはたいてい波が高くていけない。おまけにディープダイブになるから経験者が揃わないといけない。
今日南のリーフを見るに、いつも東宝映画のオープニングのごとく巻き上がる波がない。
雲ひとつないいい天気で風は北東からで、ポイントのほうは影になっているから、ものすごく穏やかだ。
ダイバーは・・・経験者が揃っている。
で、行った。
トゥピティピティは地形系のポイントである。
少し宮古島に似ている。
20mぐらいまで地形で、後は何百mかのドロップオフだ。
私はパイロット担当だったが、あまりに穏やかなので、アンカーを降ろして船を泊め、ファンダイブをさせてもらった。
おさかなはあまりいないが、あっちこっちのトンネルをくぐるのは楽しい。
めったに行かないところだから、タヒチアンのガイドとちょっとした旅行気分でスタッフ二人がはしゃいで写真を撮り合ったのさ!

2009年6月14日日曜日

ぬくい日々

ここ4日ほどとても穏やかなお天気である。
その前は嵐のようでものすごく寒かった。
寒いのは変わらないが、とにかく日が出ていると少しでもぬくいからものすごく助かる。
最近は日がちょっと翳りだすととたんに空気が冷たくなってくる。
歩いていたって、
「うわ、さむ!」
と思うぐらいだから、濡れていた日にはいかに。

今日はハピティでカメとナポレオンちゃんを見た。
ナポは立派に育った大物だった。
大物だけどシャイなのだ。
ピッコピっことヒレを動かしながら、少しずつダイバーから遠ざかっていった。
またね~

2009年6月9日火曜日

ぼんやりマンタとべたべたカメ

今日も行ったで、マンタ!
しかし透明度2~3m。ものすごくたくさんのマンタが横切っていったが、
みんなぼんやり。
それでもかつてないほどたくさんのマンタが戻ってきているのは確実だ。

一方のムリムリ。
ものすごく人慣れしたカメがいる。
あるガイドが海面を手であげ始めたので、
最近ではダイバーが来ると向こうからやってきてえさをねだる。
手を出すとかまれるので注意。別に指がなくなるわけではないが、
かなり痛いぞ。

2009年6月7日日曜日

マンタ!

今日も見たよ~。
触れそうなぐらい近づいてきてくれた!感激。

2009年6月4日木曜日

ボラの家事情

 引越しした。
 2年半にして初めて一人暮らしになる。
 いままではずっとシェアだった。
 シェアはいいこともあるが、やはりいろいろと問題がある。
フランス人同士でも大変でシェアはしたくないというのだから、日本人の私がフランス人と一緒に住んで問題がないほうがありえなかったのだ。
 新しい住処は家というよりスタジオ。一人暮らしにはぴったりの大きさだ。
サロンがあり、キッチンがあり、ベッドルームがあり、シャワー・トイレ・洗面所がある。
ホットシャワーだし、洗濯機もちゃんとある。天井にはファンも回ってるし、一応テレビもある。
壁は白くて明るい。
周りも静かで、気に入っている。
 ボラは一人暮らしの人にはいえ探しの大変なところだった。
一人用のアパートなんかないし、一人で借りるにはとてつもなく高い。
しかし、去年からの不況が幸運をもたらした。
リストラでボラで働くフランス人が職を失い、多くがボラを去り、家があまりだしたのだ。
前は売り手市場だったのが、買い手市場になった。
値段の交渉もしやすい。
私も結構いい条件で借りられた!
不況も時々いいことがある。