2010年8月31日火曜日

31日「一夫一婦?ハーレム?」

コーラルガーデンに住むコンゴウフグは、
いつ見ても1匹、もしくはカップルであった。
ところが4匹一緒にいるところを目撃してしまった。
「4匹もいたのか・・・」
とショックをうけたのだが、中に一匹だけ、ピョンピョン動き回って、
他のの気を引こうとしている奴がいる。
これはオスの求愛行動の一種だと考えられるが、
コンゴウフグはいつもペアで仲良しなのか、
と思っていたのが覆された。
さて、コンゴウフグの世界はハーレムなのか?
のわりには、1匹は無関心にぼーっとしているし、
あとの2匹は確実にうざがっている様子であった。

2010年8月29日日曜日

29日「風がやんだ」

この季節に風が止まった・・・
外洋もまっ平ら・・・。


・・・・だれか、だれか、わしを外へ連れ出しておくれ・・・
・・・・ ・・   ・・・・・・
・・・・風がやむなんてはじめて。
・・・・ばばさま、耳が痛い。
・・・・大気が、怒りに満ちておる・・・


風が止まった状態から私の頭の中はナウシカの世界に連想していった。

しかし、ここではばばさまも苦しがることはあるまい。
風がなくてもどこか涼やかで、
波打ち際にはカバが水浴びをし、砂浜では家族がバーベキュー、
サンセットポイントでは若者がヒナノを傾け、恋人たちは寄り添う、
そんな静かで穏やかな夕暮れであった。

(「え!ボラにはカバがいるのか!」というあなた。比喩ですよ、比喩)

2010年8月28日土曜日

28日「白い妖精」

大物の海、タヒチではマクロは少ない。
ハダカハオコゼちゃんはそんな海の数少ないマクロ系のお魚。
茶色、黄色、白、赤といろいろな海があって、
マクロに飢えているここのガイドたちは見つけると毎度狂喜乱舞する。
英語名、フランス名な「葉っぱ魚」。
葉っぱのような薄い体を、実際葉っぱにカモフラージュして
体を左右に揺らしている。
特にこの白い子は色がきれいでかわいいよね。
ちなみにこのめったに動かないハダカハオコゼが
一度カメラに向かって跳ねよってきた珍しい映像は以前に上げた。
「跳ねよる葉っぱ」を見てね。

2010年8月26日木曜日

26日「烈火のごとく」

一昨日のことだが、
冬場の冷えた海水も沸騰するかと思われるほど、
怒った瞬間があった。
その日はアナウは透明度もよく、マンタもよく現れてくれた。
そのうち一枚が私たちの前方からこちらに向かってくる。
ダイバーたちは静止し、息をつめて、マンタを待ち、写真を撮っていた。
私たちの5mほどまで近づいたとき、
そのマンタの真上からスノーケラーが素もぐりで降りてきて、
マンタの真上30cmぐらいまで近づき、その背中を一瞬触ったのだ。
マンタはびっくりして体をそらし、あわてて泳ぎ去っていった。
私もびっくりし、動転し、そのばか者を浮上させるまいと足をつかみ、
溺れさせてやろうかと思った。
人間がマンタに少しでも触ると、その体を保護している膜がとれて、
病気に感染しやすくなり、命に関わるケースもあるという。
マンタに限らず、生き物に接するときには、決して邪魔をしてはいけない、
という常識的ルールがある。
このスノーケラーはフランス人であったらしく、非常識も甚だしいが、
スノーケルツアーを催行するほうも、きっちりお客様に説明してほしいものある。
(ダイバーが常識があるのかといえば、そうでもないが)
ああ、びっくりしたね・・・

2010年8月21日土曜日

21日「雷雨」

今朝の明け方にものすごい雷と風と雨がボラを直撃した。
嵐並みの強さの風と雨で、
雷もピカドン、ピカドン、と光りっぱなしで、
たぶん近くに落ちたようであった。

こえかった~

私のうちは結構奥まったところにあるので、
比較的風を受けにくいところにあるのだが、、
海辺の家や、水上コテージなんかは、さぞすごいことであったろう。

2010年8月18日水曜日

18日「変な顔」

オニダルマオコゼがなんだかおかしな顔をしていた。
口がぱか~んと開いていて、黄色い。
ちなみに普段はこんな顔。
 実は魚を捕らえていたところだったのが、
ダイバーたちが他の魚を見に集まってきたので、
「うっきー!」
となって、くわえていた魚を吐き出したところだったらしい。
その後オコゼには珍しく、すばやく泳ぎさり、
またいつもの顔にもどったのだった。

2010年8月17日火曜日

17日「妊娠マンタ」

うへへ、今日もマンタが素敵だったよ。
よかったのは、潜り始めてすぐに、マンタがチャネルのそこから、
私たちがいる浅瀬にぐわ~っと上がってきたこと!
浅いところは光が上からあたって、よく見えるのだ。
1匹、尻尾の曲がった子が今妊娠している。
 ほら、背中が大きくふくれているでしょう
 マンタの子どもがまかれて入っているらしい。
魚なのに、おなかに子ども?
サメと同じで胎生らしい。
もうすぐ生まれるのかなあ?

どうでもいいことだが、マンタの飛ぶ姿は
ステルス機みたい。

2010年8月16日月曜日

16日「暖冬」

日本は猛暑で、インド的むはは熱射がふりそそいでいるらしいが、
ボラボラは暖冬である。
水温はいまだ26度。本来このころは24~5度でなければならない。
昨日などは夏の日差しであった。
しかも吹くべき冷たく強い南風もやんでしまった。
今日は風が少し復活したが。
ダイビングする身にはうれしいが、しかし
気候がおかしいといやな気がする。
なかなか寒くならなかったのでこの6~7月は雨が多かった。
それ以外、別にこれといって不都合はないが、
やっぱり気候はおかしくなってないかい?

2010年8月12日木曜日

12日「チュッチュ」

コーラルガーデンに住むコンゴウフグはカップル。
今日も公衆の面前で、チュッチュと戯れる。
お互いのおなかやわき腹をチュッチュしあいながら、
水面まで上がってまだ続けとった。
もーう、アツアツ!!

2010年8月10日火曜日

10日「アフターナイトダイブ」

昨夜は日本人ばかりのナイトダイブであった。
ナイトダイブはその後がいい。
水面に上がった瞬間に頭上いっぱいに広がる星空がいい。
南十字星はどこだとみんなで見上げて
きゃーきゃー言うのがいい。
海の上は周りに明かりがないから
本当に星がよく見える。
ショップに戻ってからのポンチがいい。(ラムのジュース割り)
昼間は見られない生き物の話であーだこーだいう
ログ付けがいい。
なんとなくみんなが近くなる気がする、アフターナイトダイブである。
ちなみに見たもの以下。
ホシヒレミノカサゴ
外套膜が出ているタカラガイ
エビ
アネモネクラブ前
アネモネクラブ後ろ。イソギンチャクがでてるでしょ。

2010年8月9日月曜日

9日「トラがでた!」

生まれて初めてタイガーシャークに出会った!
場所はムリムリ。
サメはうようよいるところである。
ほとんどはオグロメジロザメであるが、
リーフで例のバカガメと戯れていると、うしろのほうに、
オグロメジロザメとは違う、体に縞模様のあるサメが!
「なんじゃ、ありゃ!」
お客様はほったらかしでもうダッシュである。
「私は行きます。じゃ!」

タイガーはまだ子どもで3mあるかないか。
ゆったりと泳ぎ、少しこちらに顔を向けたとき、
私と目があった。
黒目の大きい、いかにも危ないサメ感のちょっとぞっとする目。
写真はかろうじて縞模様と体の畝と大きな目が分かるかな?

2010年8月8日日曜日

8日「本日のマンタ」

今朝から風がまた強くなり、小波のたつラグーンで
あったが、アナウのマンタは健在であった。
本日は3~4枚。わあ~、ではなくて
ゆったりとしていた。

2010年8月7日土曜日

7日「マダラトビエイわあ~」

今日はマダラトビエイがわあ~っといた。
40枚ぐらいの群れで、わあ~っといた。
久しぶりのでかい群れだった。

2010年8月6日金曜日

6日「マンタわあ~」

今日のアナウはキラキラで、
んでもって、マンタがわあ~っといた。
5枚わあ~っといた。

2010年8月4日水曜日

4日「ウツボのコーキくん」

(「さっちゃん」のメロディーで)
トプアにすむコーキ君。(私一人がそう呼んでいる)
ほんとにカメラを差し出すと、顔を近づけてくる。
撮影したあと、スクリーンを見せるとのぞきにくる。
ふつう、カメラやダイバーが寄って来ると
ウツボは引っ込む。