2010年6月30日水曜日

30日「卵が産み付けられる瞬間」

アネモネフィッシュが卵を産みつけているのを
じーっと見た。
体験ダイビング中のこと、
コーラルガーデンにはいくつかイソギンチャクがあり、
オレンジフィンアネモネフィッシュが住み着いており、
産み付けられた卵を見たことはあったが、
産み付けているのを見たのは初めてである。
すごい瞬間を見たんじゃないかと思う。

体験で一巡目したときにはなにもなかった。
2巡目のとき、同じ場所に数個赤い卵がある。
よく見ると大きなアネモネフィッシュが
体をこすり付けているようにしていて、
卵の数が増えていくではないか!

さらに近くよってじーっと見ると、
おしり付近に卵管のようなものが体外にでていて、
そこから卵が押し出されているのだ!
おおお~~、すごいね~!
初の体験ダイビングでこれをご覧になったお客様、
ラッキ~!
こんなすごい機会のときに限って、
カメラを持っていないんだな・・・

2010年6月29日火曜日

29日「あ~ムリムリ」

ムリムリはいい。
こ~んなことも、
あ~んなことも
 できちゃう。
・・・素敵ね。

2010年6月28日月曜日

28日「マダラトビエイ乱舞」

トプア(マダラトビエイポイント)は午後がいい。
それにしても昨日と今日は記録更新。
乱舞の嵐で前にも後ろにも動けなかった。
あ~よいよい。

2010年6月27日日曜日

27日「ヘイバがはじまった」

ふへへへへ、ヘイバがはじまったよん。
いいからだの兄ちゃんたちがいい体をさらして踊るんだよん。
おばばは見るところが違う。
昨日は初日、去年の優勝チームからのスタートでものすごい盛り上がり。
雨はぱらつき、途中停電するハプニングもあったが、
そのせいでさらに盛り上がった。
 オヤジは、この方が好きなんだろうなあ。
おなかどええん、はダンスの上手下手に影響しない。
これも一つの女性美。

2010年6月26日土曜日

26日『キャンドルナイト」

「100万人のキャンドルナイト」というイベントがある。
毎年夏至と冬至のころ、電気を消してキャンドルで夜をすごそう、
という、リラクゼーション、スローライフ、環境保護活動が
混ざったようなイベントらしい。
その考えには賛成なので、ボラダイビングセンターでやってみることにした。
ぎりぎりの告知で、準備もあまりできなかったし、
それに ヘイバ初日ということもあって、
集まってくれたのはローカル6人きりだったが、
キャンドルの明かりで過ごすというのはいい感じがした。
ショップはビーチ前なので風があたり、
外にキャンドルを灯すのは断念、室内でスナックなど食べつつ
1時間半ほど過ごしてみた。
7月7日までお客様にはプチキャンドルをプレゼントしている。
みなさんもお家で、家族と、お友達と、恋人同士と、
 電気を使わないゆったりとした時間を過ごしてみてはいかが。
http://www.candle-night.org/jp/index.html

2010年6月23日水曜日

23日「うれしいはずれ」

3日前、サイクロンが来るかと思うような、
嵐模様で、午後ボートが出なかった。
天気予報を見ると、翌日も、その翌日もさらにひどくなるようであった。
ふたを開けてみると、
翌日は風はまだあるものの、許容範囲、
その翌日は晴れ、
本日は快晴で、風もやんだ。
ラグーンは透き通り、きらきらである。
天気予報はたいてい外れるが、
これはうれしいはずれであった。

それにしても、まだ6月にしてはとても温かいし、
風がない。
これではまた雨が降りそうである。

2010年6月21日月曜日

21日「オニヒトデ狩り」

外洋のサンゴを食べつくしたオニヒトデは
2月のサイクロンのあと、リーフから姿を消した。
ところが、最近パスの中で大量に発見。
先日ローカルダイバーを募って駆逐作戦をした。
全部で50のオニヒトデを駆除。
50なんて微々たる数だが、
ボラで初めての駆除作業で、あまり要領を得ない。
一匹突き刺してはボートに上げ、また潜行してまた一匹、
ときわめて効率も体にも悪い方法。
次からはもっと楽チンでたくさん駆除できる方法ができるだろう。
そのときの様子はこちら。
http://www.facebook.com/p.php?i=1190808114&k=Z5L3Q56ZTZTF6BD1P12XYWTSUTIB4ZXE3UEPJ&oid=1368102555139

2010年6月20日日曜日

20日「雨・・・」

毎日毎日天気が悪い。
雨季か!(バンッ)
今年は6月にはいってもいつまでも温かかった。
たぶんそれで雨が多いのだろうが、
それにしてもうっとおしい。
昨日から風も強くなってきて、嵐模様だ。

そんなときでも、海の中は穏やかである。
高波でラグーンがちょっと川のようになっていた
おとといも、昨日もアクアリウムに行ったが、
風吹きすさび、ばしゃばしゃなる水面から2メートルも
沈むと、透き通った、穏やかな世界が広がっている。
水の中は風はないし、この時期むしろ中のほうが温かい。
海の中のゆったりとした世界を楽しんで、
水面に上がってくると風がビューッと顔に吹き付けるので、、
またずぶずぶと静かな世界に潜っていきたくなる季節である。

本日はさすがにほんものの嵐の様相を呈してきたので、
午後のダイビングはキャンセルである。
明日あさってはさらに激しくなる模様・・・
この時期にこの天気ってなんや!?

2010年6月19日土曜日

19日「アンカー被害」

サンゴ保護活動として、アンカーの不使用は常識である。
アンカーはご存知のとおり、鉄の重い塊であるから、
それをサンゴの上に落とせば、当然サンゴは破壊されてしまう。
だからボートでのアクティビティが多いところでは、
繋留ブイが設置されていて、それにボートをつなげるか、
ダイビングだと誰かボートにずっといて、
ぷかぷかとダイバーが上がってくるのを待つのである。
しかし、ここボラではその考えがまだ浸透していないようで、
いまだに平気でアンカーを落とすものもいる。
これを食い止めるには、旅行者が見かけたら注意し、
そういうオペレーターは使わない、とはっきり宣言し、
そうでないところを選ぶのが一番効果的である。
写真は日本人専用のスノーケリングツアーのボート。
自分たちのツアーでサンゴが壊されているのは
気持ちいいものではないし、
知らなかった、では済まされないという意識を持ってほしい。
少しはサンゴのことをに気を使って落としてはいるようだが・・・
 サンゴ礁の上に停泊中のボート。
アンカーで破壊されたサンゴ。

2010年6月17日木曜日

17日「最近のアナウ」

今朝は晴れた。
このまま続くといいのだが。
最近のアナウ。
透明度も上がってきて、少なくとも4~5枚のマンタがきている。

2010年6月16日水曜日

2010年6月15日火曜日

15日「旅行者気分2」

長くうっとおしかったストライキが昨夜ようやく解除された。
長くうっとおしかった天気も今日ようやくすっきりした。

しかしこのストライキのおかげで今回初めてパペーテの町を
ゆっくりぶらつくことができ、
新しいお店を発掘できたりして、それはそれで有意義であった。
マイブームは「HINANOちゃん」ブランドである。
ヒナノはご存知タヒチのビール。

このビールロゴのステッカーやヒナノ服やタオルやキャップがかわいいんである。
ヒナノショップがあるのは知っていたが、
今回初めて行ってみた。カテドラルの横にある。
思った以上にかわいい服がいっぱいあり、
日ごろ何もないボラボラに住んでいるので、
何を見てもよく、どれもこれも欲しくなる。
前からヒナノちゃんのピンクのバスタオルがほしくてたまらなかったので、
今回キャップとショートパンツと胸下のドレス(なんていうの?)
を自分のために買い、
ポロシャツを父の日用に、Tシャツを妹の誕生日用に買った。
(タオルとちゃうんかい!)
まあ見て見て!(今日はちょっとミーハー)
 キャップとTシャツとパンツ
 これはマルシェで買ったヒナノドレス。

え、ボラのダイビング?
昨日と今日はマンタが大当たりやったけど・・・、何か?

2010年6月14日月曜日

14日「旅行者気分」

先週は日本から友人が遊びに来ていたので、
一緒に旅行者気分で普段しないことなどをしてみた。
初めて4WDサファリに行ってみた。
 アメリカ軍の大砲。

 手染めパレオ工房。
ここで2800フランだったパレオが
タヒチのマルシェで6000フランで売られていた。
気に入ったのがあったら買うべし。

普段からよく利用するダイブショップの近くにあるスナックマティラでランチ。
カスクート・ポテト入りはとにかくでかい!! どや!

マティラビーチで砂遊び。
アラフォー女二人がビーチでドラえもんをかたどる。

 夜はお気に入りのレストラン、カイナハットでディナー。
最近シェフが変わり、メニューが変わっていた。
フエダイはさっぱりとおいしく、ラムはとにかくでかかった。
おなかパンパンでも食べてしまうおいしいデザート。
ここのフォンダンショコラは
もともとチョコレートケーキはまず選ばなかった私を虜にした一品。
手前はラズベリースープだったかな?
ショコラについてるアイスも、ラズベリースープも
酸味があって食後にあっさり食べられる。

ちなみに友人はストライキのため国際線が飛ばず、
いまだにパペーテに足止めである。

2010年6月13日日曜日

13日「なぎ」

6月も中旬だというのに、マラム(冬場にふく冷たく強い南風)が吹かず、
いつまでも温かい。
おかげでこの季節になっても雨が多い。
そして今日はなぎであった。

なぎはいい。

水面が水鏡になって山や空や雲が映ってきれいだ。
今日発見したのは、水の中から空がきれいに見えること。
5mぐらいの浅い水底から見上げると、
まあるく空と雲がはっきりと見える。
そこに魚が通りかかると、魚が空を飛んでいるみたいに見える。

不思議の世界にいるみたいで、なんだか楽しい。

2010年6月5日土曜日

5日「マンタ会議」

昨日ボラボラでマンタ会議があった。
ハワイ、モルディブ、オーストラリア、そしてボラボラの
マンタの研究者による発表があり、
一般参加が可能だったので、聞きに言った。
発表はどこもマンタの生態よりも、
エコツーリズム対策の話が主で、
地域間でも研究成果交換があまり行われていない
ようである。(懇親会もなく、さっさと解散した・・・)
マンタの生態についてもまだ詳しく解明されていない。
個体識別がまだ緒に就いたところ、といった感じだ。
エコツーリズムに関しても、マンタ関連の収入がいくらになるのか、
ということに終始して、エコツアーの具体的な内容については
ほとんど触れられていない。
しかし、どこも共通しているのは、観光業によってマンタの生息地が
変化したり、アグレッシブなマンタが現れたり、
なんらかの負の影響が現れている、ということ。

ポリネシアに関して言えば、研究、保護活動において、大幅に遅れていることが
改めて浮き彫りになった。
ダイビングインストラクターが多く聞きにきていたが、
環境保護についてなんらかの考えを持っているのはほとんどいない。
それで私もしょっちゅう頭が痛くなるのだが、
そのフランス領であるから、当然タヒチ人も同じ。
マンタのポイントはサンゴもとてもきれいなことろ。
ある日本人専用のスノーケリングツアーのボートは
タヒチ人が運転しているが、停泊するのによくアンカーを落とす。
当然サンゴはダメージを受ける。
これは私が言ってもだめなのだ。
お客様がそういうことを知って、注意し、またそういう会社は使わない、
という態度をとっていただけたらと思う。

 エコツアー、環境教育は、どうしてもその地域だけの問題だと思われがちであるが、
自然環境は地球上どこにでもつながっている。先進国の人間の生活様式が
環境に大きな影響を与えていることは間違いない。
例えばマンタの話をツーリストにするときに、必ず、
私たち先進国の人間の生活様式を変えるように伝えなければならないと思う。