2010年6月5日土曜日

5日「マンタ会議」

昨日ボラボラでマンタ会議があった。
ハワイ、モルディブ、オーストラリア、そしてボラボラの
マンタの研究者による発表があり、
一般参加が可能だったので、聞きに言った。
発表はどこもマンタの生態よりも、
エコツーリズム対策の話が主で、
地域間でも研究成果交換があまり行われていない
ようである。(懇親会もなく、さっさと解散した・・・)
マンタの生態についてもまだ詳しく解明されていない。
個体識別がまだ緒に就いたところ、といった感じだ。
エコツーリズムに関しても、マンタ関連の収入がいくらになるのか、
ということに終始して、エコツアーの具体的な内容については
ほとんど触れられていない。
しかし、どこも共通しているのは、観光業によってマンタの生息地が
変化したり、アグレッシブなマンタが現れたり、
なんらかの負の影響が現れている、ということ。

ポリネシアに関して言えば、研究、保護活動において、大幅に遅れていることが
改めて浮き彫りになった。
ダイビングインストラクターが多く聞きにきていたが、
環境保護についてなんらかの考えを持っているのはほとんどいない。
それで私もしょっちゅう頭が痛くなるのだが、
そのフランス領であるから、当然タヒチ人も同じ。
マンタのポイントはサンゴもとてもきれいなことろ。
ある日本人専用のスノーケリングツアーのボートは
タヒチ人が運転しているが、停泊するのによくアンカーを落とす。
当然サンゴはダメージを受ける。
これは私が言ってもだめなのだ。
お客様がそういうことを知って、注意し、またそういう会社は使わない、
という態度をとっていただけたらと思う。

 エコツアー、環境教育は、どうしてもその地域だけの問題だと思われがちであるが、
自然環境は地球上どこにでもつながっている。先進国の人間の生活様式が
環境に大きな影響を与えていることは間違いない。
例えばマンタの話をツーリストにするときに、必ず、
私たち先進国の人間の生活様式を変えるように伝えなければならないと思う。

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