2010年6月19日土曜日

19日「アンカー被害」

サンゴ保護活動として、アンカーの不使用は常識である。
アンカーはご存知のとおり、鉄の重い塊であるから、
それをサンゴの上に落とせば、当然サンゴは破壊されてしまう。
だからボートでのアクティビティが多いところでは、
繋留ブイが設置されていて、それにボートをつなげるか、
ダイビングだと誰かボートにずっといて、
ぷかぷかとダイバーが上がってくるのを待つのである。
しかし、ここボラではその考えがまだ浸透していないようで、
いまだに平気でアンカーを落とすものもいる。
これを食い止めるには、旅行者が見かけたら注意し、
そういうオペレーターは使わない、とはっきり宣言し、
そうでないところを選ぶのが一番効果的である。
写真は日本人専用のスノーケリングツアーのボート。
自分たちのツアーでサンゴが壊されているのは
気持ちいいものではないし、
知らなかった、では済まされないという意識を持ってほしい。
少しはサンゴのことをに気を使って落としてはいるようだが・・・
 サンゴ礁の上に停泊中のボート。
アンカーで破壊されたサンゴ。

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