2010年5月30日日曜日

30日「コーラルウォッチ」

コーラルウォッチ、というサンゴモニター方法がある。
オーストラリアの大学とPADIのプロジェクトAWAREが開発したもので、
サンゴの色をカラーチャートを使ってモニターする、という
いたってシンプルなモニター方法である。
本日、初めてやってみた。
サンゴにチャートを近づけて、一番近い色を選ぶ。
そして記録。
今日は20m、13m、9mのところと3箇所で実施。
あとはデータを例の大学に送るだけ。
サイクロンで壊滅的なダメージを受けた外洋のサンゴたち。
でもたくさんのサンゴの子どもたちがすくすく育っているような気がする。
10年、20年後にはまた前のようなサンゴ礁になるだろうか・・・

2010年5月28日金曜日

28日「めちゃひさしぶりのギンガメ」

満月の本日、ムリムリは急流であったが、
とても素敵なダイブだった。
潜行してすぐに例によってバカガメが擦り寄ってきた。
しばらく相手してもらい、泳ぎ始めると、
すぐ近くにマダラトビエイが2枚舞っていた。
安全停止直前、ギンガメアジの群れが現れた。
昔はギンガメの群れの中に入れたものだったが、
ここ2年ほどのギンガメの群れはとてもダイバーが嫌いで、
すぐに逃げられていたが、今日は近寄っても逃げなかった。
久しぶりに近くでギンガメくんを見ることができ、
エアが切れそうなダイバーを引きとめ、
ぎりぎりまで楽しませてもらった。

2010年5月25日火曜日

25日「マダラトビエイのデート」

午後のダイブの出発のとき、
ショップ前ビーチの浅瀬でマダラトビエイが4枚舞っていた。
「こんな浅瀬に来るなんてめずらしいな~」と思いつつ、
出発し、ダイブを終えて、
小雨の振る中ショップに戻ってきたら、まだいた。
片づけをしている間、ボートのすぐ横でひらひら水面下を泳いでいる。
そのうち2枚は前後にぴったりくっついて、
水面からヒレを時折だしつつくるくると舞っている。
これはエイの「愛のダンス」である。
ぱらつく雨のむこうに、かすかに青空のぞき、大きな虹が渡った。
その下の波打ち際ではエイたちの舞。
「パーフェクトストーム」のジョージ・クルーニーのせりふを思い出す。
"Is there anything better in the world?"

2010年5月23日日曜日

23日「マンタ大接近」

マンタが戻ってきた!
先週透明度が超悪かったアナウは今日は澄み渡り、
キッラキラ!
それだけでもきれいなのに、マンタが帰ってきて、
今日のアナウダイブは最高であった。
私は2枚見たが、もう一人のガイドは同時に5枚見た、
と言っていた。
しばらくいてくれるといいなあ。
一枚は大接近してくれたよ、うぷぷ。

2010年5月22日土曜日

22日「メリディアン訪問」

メリディアンホテルに遊びに行った。
今度アンダーウォーターウェディングをやるというので、
そのリハーサルを覗きにいくというのが目的の一つであった。
モデルはビジュアル的にどうかと思われた(ホテルのGMじきじきである!)が、
まあ何も言うまい。
 チャペルはラグーンプールに面してある。目の前にはオテマヌ山。

ステンドグラスがかわいいんだ、これが。

 まあ、撮影というわけではないから、いいが、もうちょっとビジュアルを・・・

ところで、メリディアンホテルのラグーンプールは楽しい。
ダイビングでもなかなかお目にかかれない生き物がいるし、
カメはやっぱりかわいい。
ツバメウオ!

 アオウミガメくん、せっかく保護したサンゴをかじらないでおくれ。

なんと、セミホウボウまでいたぞ!



2010年5月19日水曜日

19日「太鼓の音が」

ここのところ、昼間や夕方あたりに太鼓の音が響き始めた。
そろそろヘイバなのだなあ・・・
常夏の数少ない風物詩なのだ。

2010年5月17日月曜日

17日「風・・・」

ここ最近風が強い。
マラムが吹き始めるには早すぎるが、
気候のおかしなこのところ何が起こるかわからない・・・
5月いっぱいは風のないいいお天気が続いてほしいのになあ。
ただし、水の中は絶好調にきれいである。

2010年5月15日土曜日

15日「淡水系の汚染」

エコプログラムの準備の調べ物をしていて
ある記事に行き着いた。
宮崎信之さんが書いた
バイカルアザラシの大量死のレポートである。
淡水、海洋の汚染がいかに
水棲哺乳類への悪影響を及ぼすか
アザラシのほか、イルカの例などをあげて
分かりやすく説明してある。
http://cicplan.ori.u-tokyo.ac.jp/miyazaki/baikal.htm

2010年5月13日木曜日

13日「逢引きチェック!」

見回りおじさんである。
今日はやたら逢引きがいるぞ。
おい、こらこら、そこのタコの少年少女、何をしている。
「え、な、なにも・・・。話しているだけです・・・」
本当か、む!
お、そこの二人はなにをしておる!
「・・・・・」
む、拒否権か。ならばこちらで判断してやる
・・・ごっこをしていたか、あるいは・・・
・・・か、どっちか。
わしの目をごまかそうとしても無駄じゃあ

2010年5月10日月曜日

10日「きらきら」

今日マンタがいた!
超~透明度悪かったけど!!
体験の場所コーラルガーデン、最高!
静かで澄み切って光が差し込んでキラッキラッ!!
何回潜ってても、こんな日はいつまでもいたい気持ちよさなんだよ~

2010年5月9日日曜日

9日「むしゃむしゃ」

マダラトビエイ君のお食事の様子を拝見させてもらった。
彼らは砂の中にいるなにものかを摂取される。
鼻先を砂にすっこみ、もっさもっさと無心に召し上がる。
砂から顔を上げると、微妙に口の口とえらが
「むしゃむしゃもぐもぐ」と動いているのが、
なんとも愛らしくいらっしゃる。

2010年5月8日土曜日

8日「国際生物多様性年」

2010年は「国際生物多様性年」であるらしい。
5月22日は「国際生物多様性の日」となるらしい。
10月には名古屋で生物多様性条約の国際会議が開催されるらしい。

現在、地球史上6回目の生物大量絶滅が進行しているのをご存知だろうか。
しかも、そのスピードは今までの大絶滅のときの1000~1万倍だという。
私たちがぼんやり1日を過ごしている間に30種、
1時間テレビを見ている間に1種以上の生物が
この地球から姿を消している。
恐竜だって、こんなに早く死滅してしまわなかった。
今回の大量絶滅の原因は自然や天災ではなく、
私たち人間の大量消費活動である。

WWFジャパンのホームページに詳しく説明されているので、
是非読んでいただきたい。
http://www.wwf.or.jp/

2010年5月7日金曜日

7日「気持ちよすぎ」

こんな透明で、
チョウチョウウオは集い、
 ネズミフグはぽんやり浮いている。

今日はお客様が3人だけ。
みんな上手でエアも全然使わない。
それで天気がよくて、透明度がよくて、お魚がたくさんいて、
サメは横切り、 ウツボは伸び、マダラトビエイは群舞し、
チョウチョウウオがまとわりつけば、
これはダイバーはもう上がりたがらない。
1本目1時間弱、2本目は70分と、で~ら長く潜ってしまった。
(急に名古屋弁)
こんなだらだらしたショップってダメ・・・?
「あると思います」




2010年5月6日木曜日

6日「絶対人になつかぬゆえに・・・」

(本間さま撮影)
 人を寄せ付けないマダラトビエイは、美しい・・・

本日マダラトビエイのオンパレード。
2~3枚から10枚以上まで、
しかもとてもゆったりと目の前を横切っていく・・・

マンタとはまた一味違う、優雅。

2010年5月5日水曜日

5日「素敵なムリムリ」

本日のムリムリは実に素敵であった。
波はあったが流れはあまりなく、
オニカマス、ギンガメ、マダラトビエイ、カメ、もちろんのサメが
つぎつぎと現れ、とても楽しかった。
バカガメは本日も元気で、
ダイバーが待ちきれず、潜行ロープの下で待ち伏せ、
あいかわらずのバカ振りを発揮してくれた。
おい、
だから・・・、
おかしいやろ、この距離感!!

2010年5月3日月曜日

3日「まだまだ頑張るのよ」

トプアはコーラルガーデンのイソギンチャクがついている岩に
またアネモネフィッシュが卵が産み付けていた。
ワンシーズンに何回産むのであろうか。
たぶんこれで3~4回目である。
親と思われる2匹がよく卵を守っていた。
一匹が他の魚を追い払いに出れば、もう一匹は卵に寄り添う、
絶妙のチームワークである。

2010年5月2日日曜日

2日「月の出」

みんなサンセットは見るが、月が昇るのを見る人は少ない。
数日前は満月であった。
ボラではマティラの東側から満月が昇るのがきれいに見える。
ノボテル、ソフィテル、マイタイドリーム、
たぶんインターコンモアナが絶好のポイントである。
満月は日が沈むとまもなく登ってくる。
まんまるの大きなオレンジの玉が
水平線のタハア島の上にみるみる登っていく。
満月の夜は実はびっくりするほど明るい。
影がくっきりと出る。
そんな夜にあたったら、電気など消して、
テラスに出、月明かりだけで友人恋人と
酒でも飲み交わすのが正しい過ごし方である。