2013年4月24日水曜日

24日「ゴーギャン」

とは、クルーズ船の名前。
ポリネシア内クルーズ専門で、ソシエテ諸島クルーズ、
ツアモツクルーズ、マルケサスクルーズがある。
ボラにはほぼ毎週のようにやってくる。
中にはダイブショップも併設されているから、
ダイブショップの内マルケサスや、ツアモツの小さな島でも
潜る事ができる。
お値段もそれほど高くはないと聞く。
ポリネシアをたっぷり堪能したいと、
クルーズとホテル滞在をダブルで組む旅行者も少なくない。

ホテルや島の移動には一日取られてしまうが、
寝て起きたら次の島に到着しているという
実に効率的な旅にできるのがクルーズのいいところだ。

まだ日本のお客様は少ないようだが、
こんな楽しみ方もあるのですよ。

2013年4月23日火曜日

23日「天高く…肥ゆる秋」

ヴァイタペから西を見る。
雲が高くなって来たなあ。
気持ちのいい季節である。
季節に関係なく肥ゆる…私である。

2013年4月22日月曜日

22日「ジャックジャックジャック」

今日は天は晴れ、風のない、穏やかな一日であった。
久しぶりにムリムリに行くとまれにみる凪、かつ
透明度抜群、かすかな流れ。
オニカマス、イソマグロ、そして最後の浅瀬でギンガメの群れ、
そしてその周りをうろつき、ギンガメにつつかれる退散するレモンシャーク。
幸い経験者ばかりのお客様で気にする事もなく、
私自身たっぷりと堪能させてもらった。
あんまりよかったので、なんと続けてそのままムリムリで潜ることに。
最初から最後までギンガメづくし。
相変わらず邪魔するレモンシャークに、おまけのマダラトビエイ登場。

ギンガメはダイバーから適度の距離を保ちつつ、
同じ場所を行ったり来たりする。
しかし、一度だけ、向こうからこちらに近づいて来て、
完全に群れの中に入り込んだ瞬間ができた。
その間はできるだけ身動きせず、息も止めて、まるで岩のように振る舞う。
時間はスローモーションになる。

と思うと、あっという間に群れは去り、
その時間は夢だったのかと感じるほどである。

2013年4月21日日曜日

21日「カレイ」

久しぶりのボラの海だよー。
4月5月は私が一番好きな季節。
雨は少なく、気温水温ともに一年でもっとも暖かく、風はない。
もっとも穏やかな時期なのだ。

今日はタプーでおだやか〜にカレイ君を追ってみた。
名はモンダルマガレイというらしい。



2013年4月20日土曜日

20日「タヒチアンショー」

少し前になるが、タヒチに行った時、
友人の友人が出ているというので、とあるホテルの
タヒチアンダンスショーを見に行った。
日本でも公演を行う事もあるほどのグループだけあって、
ボラでは見られないような演出をする。
舞台のあるプールを利用し、ライティングも凝り、
少しストーリー性のある見せ方をするし、
何よりダンサーが男も女も美しく、上手だ。
ミシュランボーイのような女性ダンサーが腰をふる
ボラのヘイバのダンスとは違い(これはこれで上手だし、私は好きだが)、
やはりプロなのだなあ、と思った。
ただ、レストランのショーだからか、
ダイナミックなファイヤーダンスがなかったのが残念。

一口にタヒチアンダンスを言っても、
島ごとに少しずつ異なるらしい。
うちのスタッフのタヒチ人は、ショーでファイヤーダンスもするが、
他の島のやり方にとても興味を持って知りたがっていた。
例えば、マルケサスのダンスは、
ニュージーランドマオリを彷彿とさせる。
(オールブラックスがやるやつね)


2013年4月19日金曜日

19日「あじ」

休みの日、どうしてもの用事でなんと朝早めに町に出かける事がある。
(通常は朝寝、買い物夕方)
南の島は暑いからどこもそうかもしれないが、
早朝活気があり、日が高くなると人は家に入ってあまり外出しない。
朝行くといいことは、タヒチ人たちが暗いうちから海に出て
釣ってきた新鮮な魚が道ばたで売られていることである。
場合によっては夕方にもあるが、種類、鮮度、断然朝である。
その中で私のお気に入りは小ぶりの味。
これは本当に朝、しかもたまにしか出ない。
30匹ぐらいどっしり入って、1000フラン(1000円)。
どーん!どや、この目の澄み具合!

すぐさま家に持って帰って一匹ずつ内蔵を取り出しきれいに洗って
ほとんどを冷凍しておく。
たくさんあるので、大変だが、それに勝る楽しみがある。
数匹はそのままポワソンクルにする。
ポワソンクルはタヒチの代表料理。名前はフランス語だが、
直訳すれば「生魚」。つまり刺身。
タヒチの代表スタイルは赤みの魚を一口大に切り、
キュウリ、タマネギと一緒に、レモンと塩、そして、ココナッツミルクで和える。
でも私はレモンと塩コショウだけが好きだ。
さばいた数匹を3枚におろし、皮を剥ぎ、レモンをふりかけ、
塩こしょうをまく。
ごっそさん。

以前ツアモツの小さな島に行った時、
やはりタヒチから遊びに来ていたタヒチ人の
おばさんがリーフに網で魚を捕りに行くのに付き合ったとき、
捕った小さな魚をそのへんの岩の上でさばいて
レモンだけをふりかけて食べさしてくれた。
そのときのうまさが忘れられない。

2013年4月18日木曜日

18日「サンゴ観察報告2013③−8m再生する根」

やはりタプーの8m地点のまた別の出っ張り岩の上。
かつては高さ40mほどの立派なヘラジカハナヤサイサンゴが屹立し、
メガネゴンベやアカホシサンゴガニたちの安息の場を提供していた。
なんとあのサイクロンも生き延びていたのだが、
ある日根元からぽっきりを折れてしまっていた。
明らかに人的被害の様子であった。
折れたサンゴは随分ぼろぼろに小さくなりながらも、
なんとか岩の下のあたりにいて、メガネゴンベも住み着いている。

さて、折れたあとのサンゴの根元。
なんと再生している。
最初から少しサンゴ虫が残っている色をしていたので、
観察を続けていたら、
なんと素敵、むくむくと成長している。
早くもヘラジカの角のような姿を現している。

自然の生命力には全くもって感服するばかりである。
土台さえあれば、基本的には増殖に向かうのだな。
2012年5月
2013年4月

2013年4月17日水曜日

17日「サンゴ観察報告2013②−10m四つ子サンゴ」

始めはかわいく並んでいた四つ子サンゴ。
(二人目は少し小さめ)
最近窮屈になってきた。
そのうちけんかを始めそうだ。
周りの小さな子も少し目立ってきた。
2012年5月
2013年4月

2013年4月16日火曜日

16日「サンゴ観察報告2013①−8m」

タプー。8mにある出っ張り岩にあるサンゴ。
どう、随分立派になったよ。時々カニの宿になるほどに成長したよ。
2011年5月
2012年2月
2013年4月