2010年3月24日水曜日

24日「ネコの出産」

家によく来る野良猫の「ムスメ」が昨夜出産して、
4匹の子猫を生んだ。
しかし、生まれたての子どもに乳をやり、
世話を始めたのは、「ムスメ」の母親の「おかあさん」。
実はおかあさんは先週出産したが、
3日後には子どもがすべていなくなった。
盗まれたのか、犬に食べられたのかわからないが、
とにかく、子どもがいなくなってしまった。
昨日ムスメの陣痛が始まると、
なぜか二人揃ってダンボールの中に入り、
まるで、苦しむ娘を抱きしめる母親、の図になっていた。
そしてついに生まれるや、
自分の乳をやり始めてしまった。
肝心の生みの母は、産んでしまった後は知らぬ顔である。
乳ぱんぱんに張っているのに・・・
ちなみに生まれた4匹のうち、1匹は奇形で、
足が1本なく、他の足も変に捻じ曲がっている。
乳のところまで持っていっても、
全然飲もうとせず、他の兄弟に押しのけられ、
ほとんど動かない・・・。
娘を抱きしめる母親の図
生まれたて

2010年3月23日火曜日

23日「藻原」

サイクロンではげてしまったサンゴ礁の浅瀬に、
薄紫色の藻が生えたとは前にいった。
いまや多い尽くしている。
あっという間であった。
まるで野原の草が風で波打っているようで、
ある意味きれいだが、
少なくとも以前にはなかったものが現れたわけで、
今後どうなるのか、
見ていかなければならない。

2010年3月22日月曜日

22日「スーパーな透明度とハダカハオコゼ」

今日のハピティはスーパーーーーな透明度であった。
特に10m以浅はス~パ~クリスタルクリアで、
リーフが一望できた。
これはスーパー気持ちいい。

さてラグーンではトプアでハダカハオコゼを発見。
ここで見るのは珍しい。
で、写真を何枚か撮らせていただいた。
その後ムービーも撮らせていただいた。
ハダカハオコゼは英名を「LEAFFISHリーフフィッシュ」といい、
その名のとおり水の中で揺れる落ち葉に擬態している。
薄いからだが、右~左~に揺れるのである。
その姿がかわいいから、撮らせていただいた。
すると、びよよ~んと前にお飛びなされた。
そして、ぱたん、と右に倒れなされた。
再び、ぼよよ~ん、と前にジャンプされ、
今度は左にばったり。
そのうち勢いがついて
ホップステップジャンプ、そらまたホップホップホップ!
と、ずんずん私のカメラめがけて前進され、
ついにはカメラのレンズにお顔をぶつけなされた。
頭を打ったのか、その後はしばらくふらふらとされた。

この映像はものすごくおかしい!
是非見てもらいたいが、こちらのスーパーのろいインターネット環境で
アップロードが成功するか・・・。
成功したらお知らせする。
今日は写真だけ。

2010年3月20日土曜日

20日「驚愕のこと」

一昨日、不思議なメールを受け取った。
とある貝ボタンの製造販売をしているという会社からで、
高瀬貝を取り扱っていないか、
そうなら、取引を、という質問だった。
ダイブショップに貝の販売、というのがまずなにかの間違いではないかと思ったが、
とりあえず「高瀬貝」とはなんぞや、ということで、
調べたら、私たちは「ターバンシェル」と呼んでいる、
最大直径10cm以上にはなる円錐形の貝であった。
なるほど、ここにはいっぱいいる。
しかし、別に採集販売はしていないから、
「うちはただのダイブショップなので、
貝の採集販売などはしておりません」と返事をしたら、
またわざわざ了解、お礼メールが届いた。
その内容を読んで、あごが外れそうになった。
そのままのせてしまう。

沖縄ではダイビングショップさんがトン単位で貝を集めて販売して
おられる
ところが複数ございますので、
もしかしてタヒチでしたら一度に10トン以上も
集まるのではと思いお尋ねさせていただきました次第です
。」
 
どこのダイブショップだ!!
貝ボタンが悪いとは言わないが、
海の環境保護の先端を行くべきダイブショップが
いいいいいいい一体、何をしておるのか!!
日本にまだこんなショップがあるとは恥ずかしすぎる!!
 
と思う私は間違っているか?
なにか事情を知っている人は教えて欲しい。
みなさんはどう思われる?

2010年3月19日金曜日

19日「砂が戻ってきた」

高波はビーチに砂を運んできてくれる。
さきほどの雨であちこち削れてぼこぼこになっていたビーチは
新しい砂でならされてきれいになった。

2010年3月17日水曜日

17日「春の大潮ですか」

朝通常より低かった水位が、
午前中にぐんぐん上がり、
ものすごい高さになった。
普段ショップから5mほど先になる波打ち際が
ショップの真下まで来た。
一年に一度起こる大潮であるが、
春先に(秋)に来たのは私がここに来てからはじめてである。
ラグーンはまるで川のような流れが渦巻き、
洗濯機状態になって、真っ白になった。
ホテルでは 「遊泳禁止」という警告がでるころ、
タヒチアンたちは海に出てくる。
波打ち際はにごって底が見えないから危ないのだが、
波が来るから楽しいらしいのである。
カヌーもここぞとばかりいっぱい漕ぎ出してくる。
軽い波乗りのようなものが楽しめるからである。
ダイビングは外洋でできたからよかったが、
いくつかのラグーンでのアクティビティが中止になるなか、
ローカルはなんとなく楽しそうなんである。

2010年3月14日日曜日

14日「パスは健在」

久しぶりにパスで潜ったら、
マンタが一枚いたぞー!
やったね!

ネムリブカやら、
ギンガメの群れとか、
マダラトビエイの群れとかも!

2010年3月13日土曜日

13日「ネコはころがり洗濯日和」

いい天気である。
空には雲ひとつない。
緑濃く、
やさしい風がそよぎ、
絶好の洗濯日和。

 ネコはころがり、
ガキはうろつき、
ニワトリはついばみ、
犬は人んちの前に糞しにくる。

 
 こらこら、それは私の自転車ね。

ああ~、気持ちのいい週末・・・。


2010年3月12日金曜日

12日「命のスープ」

うーん、見えるかな。
マダラトビエイの群れ。
久しぶりに見た。
しかし、ご覧のとおり、透明度がめちゃくちゃ悪い。
ところが、この透明度の悪さ、いつもとは違うのである。
巻き上がった砂だけではない。
これは命のスープである。
このときチャネルのなかは稚魚というか幼生がうようよ。
肌にも感じるぐらいの濃さであった。
上のコーラルガーデンも同じ。
暑くて水がぬるんで、一気に孵化したみたいだ。

2010年3月9日火曜日

9日「藻」

昨日からいい天気になり、
日差しは再び絶好調にジリ焼き攻撃である。
水温は変わらず28度。
温かいので、この寒がりの私が3mmスーツで潜れる。
ショートスーツもOKである。

さて、タプーの浅瀬に潜ってみてびっくりした。
薄紫色の藻だか海草だかが一面びっちし生まれているのである。
見たことのないもので、
2~5cmぐらいの針葉樹のような形をしたのが、
草原のようにふさふさと波に揺れているのである。
前にはなかったから、それを食べる魚はいなさそうだし・・・
冬になって水温が下がればなくなるのか・・・
攪乱後の再生が始まっている。
次の生態系はどんな形になるのか楽しみである。

2010年3月8日月曜日

8日「晴れた!!」

2月20日から崩れた天気は
2週間つづき、
昨日の午後から晴れ間が出始め、
本日とうとう晴れ!!
暑いで~。

で、風もないので、ムリムリに行ってみた。
珍しく穏やかで、
そして、イルカに遭遇!(ボート上からです)
よくラグーンで見るハシナガイルカではなく、
たぶんバンドウイルカ。
それもでかいの。
「きゃあああ~、ちょうかわいい~!!でか~!!」
と久しぶりに黄色い声を出して、
大騒ぎをしたのであった。
本日のお客様、ラッキー!!

2010年3月7日日曜日

7日「交通事故」

先日「死ガメ」で、
「カメの甲羅は柔らかくサメの歯が簡単に貫く」、
と書いて、思い出したことがある。
 
誇張なし。

2010年3月5日金曜日

5日「どんだけ・・・」

2月の20日からかれこれもう2週間、
ずーーーーーーーーーーーーーっと
雨か曇りである。
風もつよい。
どんだけ~、ってぐらい、雨が降る。
あ~、うっとおしい。

雨がずーーっと続くと、
山側には滝ができる。

2010年3月4日木曜日

4日「ナイトダイブ~昼はお目にかかれない面々」

昨夜はナイトダイブであった。
そして私は最近ストロボを買った。
ふふふ、ストロボお試しダイブだ。
昨日の晩はいままでになく、絶好調で、
今までに見たものすべて一夜にして見られた、って感じであった。
 
こんなんとか、

こんなんとか、

これはうれしい。

びっくりさせてごめんね。

夜のあなたも素敵。
  
こんなのも~!
昼間は絶対お目にかかれない面々。
天気予報は嵐気味だったが、
ダイビング中は雨も風もなく、とても静かで穏やかだった。

2010年3月3日水曜日

3日「絶好調のムリムリ」

今朝は朝から黒い雲が垂れ込め、
雨が降りしきり、
最悪の天気であり、
ムリムリでは波も立ち、
流れていたが、
水中は絶好調であった。
サメはファカラバを思い出させるほど
たくさん行列をなしていた。
そんなかには子ザメが混じり、大きなマグロも混じり、
マダラトビエイはでるわ、
バカガメは2匹揃ってくるわ、
最高であった。
はっはっはっ。