2010年10月31日日曜日

31日「サザナミトサカハギの泡くぐり」

普通お魚はダイバーの泡を嫌うものだが、
このサザナミトサカハギは好んで、この泡をくぐって遊ぶ。
くぐるときには、実をプルプルプルっとふるわせ、
ヒレをひろげて、なんとなく気持ちよさそうである。
今日ムリムリではなんとカップルで一緒に泡くぐり。
ダイバーの上を楽しげについてくるから、
時々上を見上げてみるべし。

2010年10月30日土曜日

30日「ツムブリのサメ追い」

サメは海の食物連鎖の頂点、
サメは獰猛で怖い、と思っている人は多いだろう。
それは間違ってはいないが、まったくそのとおりというわけでもない。
ライオンに食べられるヌーやバッファローが、
ときにライオンを追い払うことがあるように、
サメも自分より小さな魚に追い払われることしばしばである。
先日ムリでみたのはツムブリのサメ追い。
ギンガメのサメ追いも決して珍しくはない。
あっちいけ、あっちいけ、あっちいけ!-あわわわわ・・・

2010年10月28日木曜日

28日「大荒れ」

今日は一日中雨と風の荒れ模様で、また気温水温が逆戻り。
午前:アナウ/タプー
マンタいたけど、今日は比較的静か。
タプーは大荒れでムリムリのよう。水中は問題なし。
午後:コーラルガーデンで体験。

タプーにて。
おやおや、君、そのグループと違うんとちゃうか?
一匹だけ仲間はずれがいるぞ。


2010年10月27日水曜日

27日「水浴びわんこ」

晴れ、のち曇り、のち雨。
午前:ムリムリ/トプア 
ムリは比較的波が穏やかで流れなし!トプア、流れてる~。
午後:タプーで体験。

 ボラボラのわんこは幸せである。
ほとんどつながれることがないし、
好きなときに友達に会いに行き、一緒に水遊びすることができる。
ボラのわんこは海遊びがすきで、よく海にはいってははしゃいでいる。
よほど楽しいらしく、しっぽぐるんぐるんである。

2010年10月25日月曜日

25日「ようやくいい天気」

午前:アナウ/タプー
本日もマンタの大乱舞!6~7枚がつぎつぎと。
午後:コーラルガーデン、体験。

久しぶりに一日穏やかでいいお天気となった。
晴れるといきなり日差しが強い。
ビーチは夕方には水がとてもぬるくなる。
これが”This is life"な日である。

2010年10月24日日曜日

24日「カメの争い」

最近、個人的に少し夢中になっていることがあって、
ブログがおろそかになっておりました・・・。
ダイビングの報告だけでもさせていただきます。

本日、久々に一日晴れ!
本日のダイビング。
午前1本目:タプー。2本目:パス再び!昨日より透明度は落ちたものの、またウミウシを見た!
午後ファンダイブ:ムリムリ。

なんと午後ファンダイブのムリムリ、という変則的プラン。
たまたま午後のファンダイブ希望者が集まり、また全員経験者だったこともあり、
いきなりムリムリへ。
久しぶりにいいお天気の本日は風も落ち着き、
ムリムリとしては波がとても穏やか、かつ流れもなし!
普通来るはずのないボートが午後にやってきて、
オグロメジロザメ、興奮気味で、まわりをぐるぐる。
カメは突進。
もう一つのダイバーグループのガイドがカメに餌付けを始めると、
2匹のカメが鉢合わせし、ものすごい勢いでお互いを攻撃し始めた。
これは悲しいことである。
もともとカメは単独行動をする生き物。
以前はムリムリで何匹もカメを見かけたが、
争うのは一度も見たことがない。
無責任なダイバーが(それもイントラ!)、つまらない餌付けを始めてしまって、
カメの間に「奪い合い」という争いの種ができてしまった。
そういう逸話、ありますね。
海の生き物に会えるだけで幸せなのに、
カメに餌をやる「オレ」、サメと泳ぐかっこいい「オレ」、を見せたがる、
おバカでエゴイストのショーガイドをなくすには、皆様の協力が必要です。
よろしくお願いいたします。
彼らはペットではない。野生動物だ。

23日「月夜のダイビング」

本日のダイビング
午前:1本目タプー。2本目パス。
久しぶりにパスが晴れた。ギンガメの大群、ネムリブカ、ヒラニザの大群、ハタタテダイの群れ、それにウミウシ!
午後:タプー。なんとラッキーにも浮上直前目の前をマンタが横切ったのだ!!
ナイトダイブ:トプア。ボート担当。

本日ナイトダイブで、私はボート番であった。
今日のボート番は、なんという幸運であったか。
ラグーンの真ん中で、オテマヌ山の麓から登ってくる
まん丸のお月様をばっちり拝めたのだ。
ダイバーが潜った直後はまた西の空はかすかに明るかった。
東の空の一部も少し明るいので、「これは!」と思ったら、
しばらくして黄色いまん丸なものがゆっくりと顔をだし、
やがてきれいな満月がぽかりと浮かび上がると、
その光が水面に反射して、まあ明るいこと明るいこと。
その光でほとんどの星は姿を消したが、
グラデーションの夜空に、その光を浴びて浮かぶ雲が、
上空の風にたなびいて広がって、
空がいつも見るよりもっと大きく広がって見えた。

毎日海に出ていても、こういう出遭いはもうないだろうね。

2010年10月21日木曜日

2010年10月20日水曜日

20日「回るマンタ」

本日雨、時々曇り。
この冬も終わろうという今日がこの冬一番の寒さであった。
しかし、昨日視界ゼロに近かったアナウは
今日は落ち着き、10m近い透明度となった。
本日のマンタたちはとても素敵で、
どの子も、私たちの周りや目の前を何度も周回してくれたものだ。
あの周回にはどういう意味があるのだろう。
アナウはクリーニングポイントであるといわれているが、
よく口の横のヒレを広げているところをみると、
餌をとっているようにも見える。
そうそう、妊娠マンタは無事出産したようである。
背中のふくらみがなくなった。

今晩もジャジャ降りである・・・。

2010年10月16日土曜日

16日「変な天気」

かれこれもう一ヶ月以上、天気が安定しない。
雨が降ったり、風が吹いたり。
そういえば、今年は”乾季”ではなかった。
気温も例年より2度ぐらい高いままで、暑くなったり、
少し寒くなったり、だから、風邪を引く人もおおい。
お客様に「この時期はいつもこうですか」と聞かれても、
「毎年変わるから、この時期はこうとはこのごろ言えません」
と答えるしかない。
そのせいかどうかわからないが、今年は結局クジラに遭えなかった。
話もほとんど聞かなかった。
タヒチ島のほうでは出ていたらしいが、毎年の楽しみなのに、
とても残念である・・・。

2010年10月10日日曜日

10日「横断歩道」

今日は2010年10月10日と10続きの日である。
別にそれは関係ないが、
ボラボラに横断歩道ができた。
信号はない。
ある日一つできたと思ったら、一気にあちこちに縞々現れた。
バイタペとマティラに集中しているらしい。
別にこれといって何が変わるわけでもないが・・・
ちなみにボラにも渋滞は起こる。
バイタペのチンリースーパーマーケットの前と、
学校へ向かうT字路付近はよく込み合って、埃っぽくなる。
車が10台ぐらいも詰まってしまう。

2010年10月5日火曜日

5日「かくれんぼ」

うつぼがね
サンゴでにょろにょろ かくれんぼ
どんなにじょうずに かくれても
茶色のしっぽが 見えてるよ
  だんだん だれが めっかった
コーラルガーデンのいつも同じところで寝ている子。
しっぽをちょんと触っても、動じないぞ。

2010年10月4日月曜日

4日「早く孵れ~」

コーラルガーデンでまたオレンジフィンアネモネフィッシュが
タマゴを産んでいた。
色から見るに、もう一週間近く経っているようだ。
中にミニニモがいるのが見える。
世話をしているのか、卵を口でふーふーしている。
「みんな早く孵れよ~」って言っているみたいで、
かあいいのである。

2010年10月3日日曜日

3日「優雅に泳ぐレモンシャーク」

最近マンタのことばかり書いて、
サメたちがふてくされているのではないかと思い、
優雅に泳ぐ本日のレモンシャークを公開します。
現在、キリコとサンカクが妊娠中で、
重そうな巨体は迫力満点である。
なぜかボラにいるレモンちゃんはみんな女の子である。
モーレアには男の子がいるらしい。
年に一度、女の子たちは合コンかつ、出産に消えることがある。
2~3日後、全身傷だらけのなって帰ってくる。
サメの交尾では、オスはメスを殺すのではないかという勢いで、
噛みまくるのである。
だから、その種のサメのメスの皮膚は、オスより3倍も厚いらしい。

2010年10月2日土曜日

2日「久しぶりのムリムリ」

例年天気の落ち着く9月が、今年はずっと天気が悪い。
一日晴れることがなく、必ず雨が降る。
なにより風が強い。
風のあるなか、ムリムリに行くと、間違いなく大波である。
しかし、水の中に入ってしまえば穏やか穏やか。
今回は流れもないのに、オニカマスの群れが出た。
浅いところに群れていたが、カメラマンが近寄って行ったのを嫌ってか、
急降下して来た。
1mほどの魚の群れ、というのはやはり迫力のあるものである。