2009年12月29日火曜日

29日「バカな子ほど・・・チョウチョウウオ篇とその感触」


コーラルガーデンはアクアリウムのよう。
きたきた。スダレにセグロにタヒチアンにスズメダイに・・・

餌付けの是非を語れば、それはしないに越したことはないが、
私がやめても、日々訪れるスノーケリングツアーが
大量のパンをばら撒いていく。
トプアのコーラルガーデンはスノーケルのポイントでもあり、
お魚たちは毎日私も食べたくなるような新鮮なパンを食している。
よくわかっているもので、ボートが来れば、その下に集まってくるし、
ダイバーが潜行を始めれば、そばに寄ってくる。
パンのありかがBCDのポケットということも分かっているので、
そのあたりにわらわらとやってくる。
パンのかわりに白砂を手に握って差し出すと、
とにかく様子を見に来て、中には 砂をついばむバカもいる。
砂がなくても手をパンを握っている形にするだけでも、
ついばみにくる。
そんなつもりはなく、他のものを見ている間も、
岩や底に支えに添えた手をつつきにくる。
今日はお客様の腕の毛をついばむバカ者もいた。

こういうときについ触れてしまって、
はじめて知るお魚のからだのやわらかさというのがある。
チョウチョウウオは伸びた口で、「ツンッツンッ!」と するので、
たまに傷口に触れるととても痛いのであるが、
サザナミハギの歯は細かいぎざぎざでくすぐったく、
そのあごはとても柔らかくて気持ちがいいのである。


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