2012年1月19日木曜日

19日「うみうしたち」

ボラではウミウシは少ない。
で、いるとしたら、たいていラグーンである。
もともとウミウシ好きだから、たまに見つけると
ものすごくうれしくて、じ〜っと見つめる。
色がきれいだし、柔らかそうな体がふわふわ動いているのが
けなげ感をさそう。
最近続けて、比較的大きめのきれいなのを見た。


この黄色い子はお初にお目にかかる。

2012年1月18日水曜日

18日「安心した事」

12月上旬だったか、
コーラルガーデンにいるドクウツボの1匹が
ひどくけがをしていた。
首のえらのあたりがざっくりと切れていたのだ。
ボートのモーターにでもやられたかのような
深い傷で、なかのエラが見えていた。
数日同じ穴にじっとしていたが、
その後姿が見えずに少し気になっていた。
今日その子がいた。
傷がすっかりきれいになおっていた。
こんな短期間でまさか!?と
驚くほど傷はすっかりふさがって、
新しい皮膚で覆われていた。
水中だとなおりが遅そうな気がするが、
水中動物にとってはそうではないらしい。
元気な姿をみて、安心。

2012年1月16日月曜日

16日「ちょっと珍しかった事」

今日は一日のうちに、ちょっと面白いことが続いた。

①モンダルマガレイが上半身を起こしていた。

②しかもその後ろにオスらしきカレイが控えていて、
上半身を起こしているメスとおぼしきカレイが動き出すと
それに伴って動きだし、メスとおぼしきカレイが逃げ出すと、
それを追いかけ、二匹のスピードが増幅して、
いままで見たカレイの最大速力で私たちの目の前を去っていった。
ものすごく速かった。

③ソウシハギの小さいのが2匹一緒にいて、
そのうち1匹はゴーストパイプフィッシュのように
頭を下にして縦向けになっていた。
私たちが近づいた事によってあたりのチョウチョウウオたちが
たむろしてくると、いやがって、その姿勢のまま
ひょひょひょひょ・・・と去った。
去り方がとてもさりげなく静かだった。

④ウツボが口をあんぐり開けたまま、フリーズしていた。
あごが外れているのかと思った。

⑤クモウツボのチビがひょっこり頭をだしていた。
こちらをおどおどと見ている様子がかわいかった。

2012年1月15日日曜日

15日「ハタタテダイと気の毒なキヘリモンガラ」

話は戻るが先だっての初パスにて。
ハタタテダイの群れが素敵だった。
 安全停止前、棚の上ではゴマモンガラ、キヘリモンガラが、
せっせと営巣中。
ペアで一匹が卵の上に、もう一匹が近寄ってくる魚を
盛んに追い散らしている。
近づくのは危険きわまりない。
その中に一つ、一匹しか親モンガラがいない巣があった。
クマドリやらソロイモンガラなどのほかの小さいモンガラたちが
その巣を卵を集中狙い。
一匹しか親がいないから、追い払ってもそのすきにほかのが
卵を食べていったりして、きりがない。
どうしようもなくて、うろうろしている様子がとても気の毒だ。
「も〜〜、食べてやんなよ〜〜かあいそ〜お〜」
と思いつつ、どうしようもできない私たちだった。


2012年1月9日月曜日

9日「雨期らしい雨期」

先週の木曜日から崩れ始めた天気は、完全に崩れ去り、
金、土、日、と本日に至るまで見事な雨模様である。
特に昨日は台風のような風が吹きすさび、
家からは一歩も出たくない、というような様相であった。
外洋の波は3m強。ラグーンも場所によっては、
荒波だっている。
久しぶりに、雨期っ!といった天気である。
正しい時期に、正しい量の雨が、落ちてくる。
ここ最近の季節の異常さを払拭してくれる
正しい雨の数日である。

旅行者にとってはありがたくなかろうが、
例えば今日、体験ダイビングが終わって
お客様をホテルにお送りしたときのわずかな時間、
西の空が少しだけ晴れ、その晴れ間から日がさし、
リーフにくだける波に反射してキラキラ光った。
それはいい天気の時には見る事のできない、
ほんの一瞬のとてもきれいな光景で、
その場にいた私たちみんなをいつも以上に
とてもいい気分にしたのだ。

2012年1月8日日曜日

8日「初パス〜ギンガメトルネード」

新年早々、パスが晴れた!
っというわけで、本当に久方ぶりに
視界の開けたパスに潜ってみたら、
ギンガメアジのとるね〜ど〜。
くるくるくるくる、目が回るね〜

2012年1月1日日曜日

1日「2012年!」

あけましておめでとうございます!
今年がみなさまにとってよいお年になりますように!

ボラもかすかに花火をあげてお祝い。