(通常は朝寝、買い物夕方)
南の島は暑いからどこもそうかもしれないが、
早朝活気があり、日が高くなると人は家に入ってあまり外出しない。
朝行くといいことは、タヒチ人たちが暗いうちから海に出て
釣ってきた新鮮な魚が道ばたで売られていることである。
場合によっては夕方にもあるが、種類、鮮度、断然朝である。
その中で私のお気に入りは小ぶりの味。
これは本当に朝、しかもたまにしか出ない。
30匹ぐらいどっしり入って、1000フラン(1000円)。
どーん!どや、この目の澄み具合! |
すぐさま家に持って帰って一匹ずつ内蔵を取り出しきれいに洗って
ほとんどを冷凍しておく。
たくさんあるので、大変だが、それに勝る楽しみがある。
数匹はそのままポワソンクルにする。
ポワソンクルはタヒチの代表料理。名前はフランス語だが、
直訳すれば「生魚」。つまり刺身。
タヒチの代表スタイルは赤みの魚を一口大に切り、
キュウリ、タマネギと一緒に、レモンと塩、そして、ココナッツミルクで和える。
でも私はレモンと塩コショウだけが好きだ。
さばいた数匹を3枚におろし、皮を剥ぎ、レモンをふりかけ、
塩こしょうをまく。
ごっそさん。
以前ツアモツの小さな島に行った時、
やはりタヒチから遊びに来ていたタヒチ人の
おばさんがリーフに網で魚を捕りに行くのに付き合ったとき、
捕った小さな魚をそのへんの岩の上でさばいて
レモンだけをふりかけて食べさしてくれた。
そのときのうまさが忘れられない。
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