午後体験ダイビングを終えて、ボートの上で茶など飲みながら、まだ戻らぬダイバーを待ちつつ、お客様をお話していると、目の先の水面を騒がすものがある。
はじめはスノーケラーが素もぐりしながら、泳いでいるのかと思ったら、
どうも様子がおかしい。
横目でちらちら見ながらお客様を放していると、水面から三角のヒレが飛び出した。
「レイ~!エイ~!」
と叫んで、周りのスタッフやお客様に知らせて、みんなで少し離れた騒いだ水面を見てると、またあわられた。
はじめはマダラトビエイかと思った。
しかしタヒチアンスタッフが
「マンタだ~!」
そこからが大騒ぎだ。
周りにいたスノーケラーが向かうわ、ボートに戻りかけていたダイバーも向かうわ、小さなボートも向かうわ、私たちはボートのへりに立ち上がってマンタの場所を確認しつつ、奇声を発するわ、
いきなりコーラルガーデンにいたものどもが一丸となってマンタに向かうわね。
しかしマンタというのはものすごくシャイな生き物だ。
人が寄って来る気配を感じるだけで、とっととその場を去る。
小さなゴムボートのそばに移動。
その上には「私きれい」的な姉ちゃんが、しどけなく休んでいる。
いきなりみんなの視線を浴びたと勘違いしたねえちゃんは、「やっぱり私きれい」的微妙なポーズをつけ始める。
「後ろ見ろー!」
「マンタ、あんたのすぐ後ろ!」
「振り向け~」
「どこみとんねん、うしろやっちゅーねん」
的怒声が炸裂。
ようやくマンタ騒ぎだと気がついたねえちゃんが振り返ったときにはすでにマンタは移動したあと、
全員の視線もすでに彼女を去っている。
一杯人がいたにもかかわらず、マンタの姿を水中で見られたのは、タヒチアンのスノーケルツアースタッフの一人だけ。
もっとも離れていた私たちボートからの観客は、姿は見られなかったものの、水面で遊びまくるマンタのヒレが何度も水面に現れたのを堪能し、一番楽しめたのではなかろうか。
縁やなあ。
2009年8月26日水曜日
2009年8月25日火曜日
2009年8月19日水曜日
19日「マダラトビエイ」
2009年8月16日日曜日
16日「マンタ」
2009年8月13日木曜日
13日「風」
本日は荒れ模様。
まさしく南からの風が吹き荒れた。
今年は穏やかで、マラムーらしき風がなかったが、
今日の風は、
これぞ南極からちょくの風、
マラムーはさもありなん、
という吹きっぷりであった。
波が立つから、ボートで水はかぶりまくるわ、
吹き付ける風は冷たいわ、
あ~、寒かった。
まさしく南からの風が吹き荒れた。
今年は穏やかで、マラムーらしき風がなかったが、
今日の風は、
これぞ南極からちょくの風、
マラムーはさもありなん、
という吹きっぷりであった。
波が立つから、ボートで水はかぶりまくるわ、
吹き付ける風は冷たいわ、
あ~、寒かった。
2009年8月12日水曜日
12日「アオウミガメ」
タプーでアオウミガメを見た。
ダイビングでカメはよく見るが、たいていタイマイである。
アオウミガメをボラボラのダイビングで見たのはまだ2~3回だ。
アオウミガメは絶滅危惧種である。
その要因は海に捨てられたり流れ出たビニール袋である。
アオウミガメの好物クラゲと間違えて食べ、消化されずにおなかにたまり、死んでしまう。
他には混獲の犠牲になることである。
混獲とは商業漁業の悪名を高める漁法で、底網で根こそぎ取り、要らぬ魚は捨ててしまう。8割がたは捨てられ、生きているうちに海に戻されるならいいが、ほとんどは選別作業の間に死んでしまう。
ポリネシアでの減少の原因は開発と乱獲である。
カメは生まれた砂浜に産卵に帰ってくる。生まれて初めて産卵するまで約20年である。その間に浜がすっかり変わってしまうと、もうどこだかわからずタマゴが産めなくなってしまう。
ポリネシア人はカメを食べる。タイマイは食べない。アオウミガメだけ食べる。ハレの日のご馳走にはよく出されるらしい。
ちょっと真面目なことを書いてしまったが、そにかくめったに見ないのだから、大興奮である。
その前のダイブでタイマイは散々見たのに、そのときはクールだったのに、
なぜ今私が写真を撮るのに必死になっているのか理解できなかったはずだ。
ちなみにアオウミガメとタイマイの区別の仕方は口元である。
タイマイはインコのようなくちばし型の口をしていて、アオウミガメはたてにすとんと落ちている。
そして、額のうろこがタイマイは4回に分かれていて、アオウミガメは2枚である。
アオウミガメはなぜアオなのか。
英語ではgreen sea turtleだが、なぜみどりなのか。
これは体脂肪が緑色をしているからである。
なんで脂肪が緑色なのかというと、大人のアオウミガメは藻や海草を食べるからである。
興味のある人は、メリディアンホテルのカメセンターを訪ねてみよう。
カメの兄さんがいろいろ説明してくれる。
今日はためになる話やったなあ。
2009年8月11日火曜日
11日「タコの逢引き」
午後のタプーはなかなかいい。光の具合がよくてむしろ朝より明るく感じられる。
今日はタコが逢引きしていた。
なんとなくサンゴの上に変な形の石がのっかっているなと思ったら、タコが2匹であった。
なにごとかひそかに秘め事を語り合っているようであった。
ゆっくり近づいていったにも関わらず、その二人はびっくりしてすうーっとサンゴの下の穴に一緒に逃げ込んだ。
穴が小さくて後のほうが入りきれず、体の一部が外にはみ出ていて、とてもあせっているように見えた。
さっきまでは全身赤くして、ところどころ白っぽい突起を出していたにもかかわらず、
いまは全身つるっとなって、前身蒼白色である。
相棒を押して押してむりやり穴の中になんとか入り込んで、怖がる二人が余りに気の毒なので、そっとしてその場を立ち去ることにした。
少し離れて振り向くと、またサンゴの上に現れていた。
何を始めるのかと期待しながら、怖がられないよう遠くから眺めていたが結局なにも起こりそうになかったので、もう去ることにした。
気になったのは、この間中、子ナポレオンがこの二人のタコの周りをうろうろしていたことである。
今日はタコが逢引きしていた。
なんとなくサンゴの上に変な形の石がのっかっているなと思ったら、タコが2匹であった。
なにごとかひそかに秘め事を語り合っているようであった。
ゆっくり近づいていったにも関わらず、その二人はびっくりしてすうーっとサンゴの下の穴に一緒に逃げ込んだ。
穴が小さくて後のほうが入りきれず、体の一部が外にはみ出ていて、とてもあせっているように見えた。
さっきまでは全身赤くして、ところどころ白っぽい突起を出していたにもかかわらず、
いまは全身つるっとなって、前身蒼白色である。
相棒を押して押してむりやり穴の中になんとか入り込んで、怖がる二人が余りに気の毒なので、そっとしてその場を立ち去ることにした。
少し離れて振り向くと、またサンゴの上に現れていた。
何を始めるのかと期待しながら、怖がられないよう遠くから眺めていたが結局なにも起こりそうになかったので、もう去ることにした。
気になったのは、この間中、子ナポレオンがこの二人のタコの周りをうろうろしていたことである。
2009年8月9日日曜日
9日 「トゥピティピティ」
今日もなぎであったので、トゥピティピティに行くことになった。
途中クジラが出るかと期待していたが、それはなかった。
トゥピティピティは地形系なだけで、おさかなはあまりいない。
今日はネムリブカがダイバーをみてびっくりしていた。
途中クジラが出るかと期待していたが、それはなかった。
トゥピティピティは地形系なだけで、おさかなはあまりいない。
今日はネムリブカがダイバーをみてびっくりしていた。
2009年8月8日土曜日
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