パンを握る手を突くハギたち。
パンをやるときは、こうやって手の中に握りしめ、
親指と人差し指の間の小さな穴から
少しづつやる。
こうするとその穴からつつける口を持つ、
小さめの魚だけが来る。
ふわふわとばら撒くと、大きめの魚もやってきて、
くちばしみたいな口てがぶりをされたりする。
それにパンはあっという間になくなり、
無駄にたくさんのパンを海にばら撒いてしまう。
何と言っても、お魚が手を突く時の感触が楽しい。
チョウチョウウオは突き出した小さな口でツンツン、
そして私のお気に入りは、この黒くて地味なハギ。
カモやアヒルなど草を食べるのに特有のギザギザが、
(ハギも海底の岩原に薄くはった藻を食す)
この大きさだと柔らかくて、全然痛くなくて、
もぞもぞとこしょばゆい感じが、
たまらなく良いのだ。
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