２５日「ダイビングの効用：Project Pink Tank」

PADIの機関誌「Undersea journal」より抜粋；

スクーバダイビングは、ガンから生還した人たちにとって、体だけでなく、メンタル面でのセラピー効果がある。水中の無重力状態は様々なガン治療の副作用の苦痛を和らげる一方、穏やかな海の世界が精神をリラックスさせるのだ。２００４年のDAN(Divers Alert Network)の調査に参加した乳がん経験者４２名のうち１２％の人が、ダイビングは、リンパ腺やリンパ節の異物除去による腫れなどの症状を和らげるとしてる。また、研究によると、回復したらなるべく早くダイビングを始めた方がより効果があるとしている。

　このよう乳がん治療後のダイビングのプラスの効用を指摘するダイバーがいるが、ダイビングの治療効果の可能性については、まだまだあまりよくわかっていないのが現状だ。

・・・（中略）・・・こうした中、２０１１年１１月、プロジェクトピンクタンクが・・・ダイビングの肉体的精神的効用と、ガン治療への長期的な効果をより理解して行くという目的で立ち上げられた。・・・

・・・らしい。現在何百人かの乳がん経験者へのインターネットを通じての情報収集が行われているらしい。

いろんな人に「毎日ダイビングで運動しているから、別に運動しなくていいでしょ」

と言われるが、これは違う。

ダイビングはスポーツではない。

リラクゼーションなのだ。

近い将来、上記の効果が科学的にキチンと証明されるかな。

精神的なセラピー効果は間違いなくあると思う。

海の水は、日本人的には「浄め」効果もあるしね。

肉体的には、例えば腰が悪い私は、海の中にいるほうが楽なのだ。